内なる存在(ソースエネルギー)
音声が好きな方はこちらでお聴きください↓
エイブラハムは言います。
「あなたの中には、目に見えない存在が、同時に存在しています。」
「わたしたちはそれを、内なる存在と呼んでいます。」
「あなたの感情は、内なる存在との関係を教えてくれる指標なのです。」
「あなたがある物事に対して特定の意見をもっているのと同じように、内なる存在も、そのことについて意見をもっていて、感情はそれらの意見が一致しているかどうかの指標なのです。」
エイブラハムは、内なる存在のことをソースエネルギーとも呼んでいます。
内なる存在=ソースエネルギーです。
「ソースエネルギー」がなんなのかは、あなたが理解しやすいものに置き換えるといいと思います。
もう一人の自分、潜在意識、真我、インナービーイング、アートマンなどでしょうか。
内なる存在(ソースエネルギー)と感情のナビゲーションシステム
例えば、何かが起きて、あなたは「もっとうまくやればよかった」「考えが足りなかった」「自分は価値のない人間だ」と思っているとしましょう。
しかし「内なる存在」は「よくやっているし、いろいろ考えているし、永遠に価値のある存在だ」と思っています。
そこで、明らかな意見の不一致が起きています。
その意見の不一致は「ネガティブな感情」としてあなたに現れます。
その反対に、自分自身に誇りを持っていたり、自分や他の人に愛情を感じていたりすると、「内なる存在」が感じていることと、かなり近くなります。
そうすると、誇り、愛、感謝といった「ポジティブな感情」として現れるんです。
あなたの「内なる存在」、つまりソースエネルギーは、常にあなたの最大の利益になることを考えています。
あなたの考えがソースと一致しているとポジティブな引き寄せが起きます。
反対に、あなたの考えがソースとかけ離れているとネガティブな引き寄せが起こってしまいます。
つまり、あなたの波動とソースの波動のギャップがあるかどうかを、素晴らしい感情のガイダンスが常に知らせてくれているんです。
感情のナビゲーションシステムは常にあなたをサポートしているんです。
「引き寄せの法則」は、常にあなたが発している波動に反応し、作用するために、今は望むものを引き寄せているのか、それとも望まないものを引き寄せているのか、感情が知らせてくれます。
これを理解していると、非常に役立つでしょう。
思考を監視することは難しい
感情のガイダンスを理解すると、1つ1つの思考を監視してしまうことがあります。
ですが、思考を監視することは難しいでしょう。
人は、いろんなことを考えるものですし、「引き寄せの法則」によって、さらに多くの思考を呼び寄せることになるからです。
思考を監視するのではなく、シンプルに感情に注意を向けてみましょう。
あなたが選んでいる思考が、「ソース」の考え方と一致していないとしたら、あなたの心はザワザワし、落ち着かなくなります。
そこで、気分がよくなる考え方にすぐに意識を向け直すことで、良い結果にもつながります。
あなたが、本当に望むものに思考を向けていれば、温かく、ポジティブな感情を抱くようになります。
今、どんな感情を持っているのかに注意して、もしネガティブな感情でいるならば、望まないものを引き寄せてしまっているということを忘れないでください。
僕が読んで良かったと思った引き寄せの本を紹介します