波動を上げるには?
前回の記事では、波動を上げるのを妨げる要因について話しましたが、今回は波動を上げるために、日常生活で意識することについて話していきます。
仏教では、豊かな人生を生きるために、「身業(しんごう)・口業(くごう)・意業(いごう)」の「三業を整える」という教えがあります。
身業
「身業を整える」とは、姿勢や動作など所作を正すだけでなく、自分中心ではなく、まず相手の立場に立って考え行動することです。
実際にどういう行動をするかというと、自分の行動がいい行いをしてるか、人の道に反した行動をしてないかという部分が身業の話です。
口業
次に、「口業を整える」とは、相手の年齢や立場を考え、愛情のある温かい言葉を使うことです。
あなたが口から発する言葉が、汚い言葉を使ってないかとか、あんまり良くない言葉遣いしてたりとか、人の悪口を言ってたりとか、そういった言葉は、すべて自分の波動状態に影響してくるんです。
なので、言葉遣いが汚い人や、人のことを悪く言ってしまう人というのはやっぱり波動が低くなりやすいです。
そういった波動が低い言葉を使う人は、波動の低い人同士で集まっていたりしますよね。
日頃の自分の言葉の選び方はめちゃくちゃ大事です。
丁寧な言葉遣いをすることによって、波動ってどんどん上げていくことができるんです。
意業
最後に、「意業を整える」とは、偏見や先入観、自分の思いにとらわれず、柔軟な心を保つことです。
これは、あなたの頭の中の意識の話です。
悪いことを考えてたらやっぱり波動は上がらないですよね。
怒りとか、不安とか、恐れとか、悪い状態の意識だとなかなか波動は上げていけないんですね。
普段から自分の思考を、波動が低いところに向けちゃってないか?ということです。
例えば、ニュース見てたりすると不安になったり、恐怖が増幅されたりして望まないところに意識を使ってしまったりします。
あとは嫌いな人のことを考えて、そこに意識を向けてしまったりとか、嫉妬、妬み嫉みに対して思考を使ってしまったりすると、やっぱり波動って上がりにくいんです。
そういった意味で自分の思考が望まないところにフォーカスを向けててしまっていないか?というところを考えてみてください。
「不足感にピントが合ってないか?」ということです。
不足してるとか足りないっていうところに思考を使ってるとやっぱり波動って上がりにくいので、これがあってありがたいなぁ、お風呂に入れて嬉しいなぁ、水が飲めてありがたいなぁなど、当たり前のことでも、あるの方に思考を向けていく。
不足感ではなくて、充足感の方に意識を向けていく、思考を使っていくことによって波動が上がりやすくなっていきます。
波動を上げるには、この考え方が非常に重要になってきます。
波動を変える流れ
流れとしては、前回の記事で説明した、波動を下げてる原因がないかまずはチェックしてみて、そして波動を上げていく行動をしっかりとしていく。
ブレーキをチェックして、アクセルを踏んでいくみたいな感じで、どんどん高い方向に向けて意識を変えていくことができるんです。
本当に、日々の小さな意識で言葉使いも変えていけますし、望まない思考に意識が向かないように、例えばニュースを見るのはやめようとか、嫌いな人のことを考えるのやめようとか、ちょっとした意識で波動は簡単に上げていくことができるんです。
しっかり良い行動をしようとか、悪いことしないようにしようとか、ちょっとした意識であなたの波動は簡単に上げていくことができるので、ぜひ、このブレーキとアクセルをチェックしていただけたらと思います。
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