感謝で引き寄せを加速させる
こんにちは、ナオトです。
リスナーの方からこんな質問を頂きました。
「理想の未来を引き寄せるために感謝が大切だということはわかりました。ただ望まない現実が今目の前にあるにも関わらず、その環境で感謝する方法が分かりません」
こんなメッセージを頂いたんですが、これめちゃくちゃわかりますよね。
理想の現実を引き寄せていこうと思った時に、感謝はすごく大事なキーワードになるんです。
感謝という感情が一番大事で、この感情に意識を向けることで理想の現実を創っていくことができますよと、色んな本に書いてあります。
ですけど今、望まない現実だから引き寄せたいのに、望まない現実に生きている自分が感謝という感情を持つのが難しいということですよね。
過去の僕もそうでした。
そこで同じような悩みを抱えていらっしゃる方が、たくさんいると思いますので、今回は僕が望まない現実でも感謝する方法ですね。
望まない現実でも感謝していくコツというものをお話ししていこうと思います。
はいでは、いきなり結論から入ります。
望まない現実でも感謝する方法は、視点を「ない」から「ある」に変えること、これがすごく大事で、過去に僕が見ようとしていた視点になります。
今日は、この視点についてお話ししていくので、ぜひ最後まで見て「こういう考え方で「ない」という視点から「ある」に変わるんだな」という感覚を身につけていってください。
視点を「ない」から「ある」に変えるコツ
望まない現実生きていると本当につらいですよね。
そんなときは自分には価値がないんじゃないかと思ってしまったり、自分が悪いんじゃないかと自分を責めてしまったりと、いろんなネガティブな感情がでてきてしまうと思います。
けれど、視点を「ない」から「ある」に変えることで、現実に起きていることは同じだとしても、自分の感情やエネルギーが変わってきます。
結果として「ある」ことに意識を持っていく、「ある」に視点を変えることで未来の現実も望む現実に移行していくことができます。
なのでこの一番重要な、視点を変えるコツについてはお話ししていきます。
僕が視点をないからあるに変えたコツは起きたことを深掘りして分解したことだったんですね。
起きたことを深掘りして分解するってどういうことか解説します。
当たり前を有難いと思う例1
例えば僕は仕事の日は社員食堂で昼飯を食べているんですけど、定食や麺類、カレーなどいろんなメニューがあって、500円もあれば食べきれないほど注文することができます。
当たり前のようにこの社員食堂を利用しているんですけど、視点を切り替えたらその当たり前が凄く感謝できる出来事に変わったんです。
例えば定食のライスだけを考えてみても、食堂で僕たちが食べられるようになるためには、すごくたくさんの人たちが関わっていますよね。
農家の方がお米を作ってくれて、収穫してくれて、それを運ぶ人や保存する人、販売する人たちなどいろんな人が関わっています。
お米を作るにはいろんな農機を作ったり整備する人も必要ですし、運搬するためにはトラックが必要です。
そして運ばれたきたお米を、コックさんたちがといで、炊き上げて、おわんに盛ってくれます。
よく考えてみると、定食の一品であるライスひとつを見てもこうなんです。
お味噌汁やおかずのことも考えると、もうきりがないくらい多くの人たちが関わっている場面を想像することができますよね。
たくさんの人たちが自分なりの仕事をしてくださって、その結果、今僕が400円で定食を食べられているんだな、と考えたんですよね。
これはよく考えてみるとすごいことですよね。
これだけのたくさんの人が一生懸命働いて用意されたものを、たった400円で食べられることができるんですから、冷静に考えたらめちゃくちゃありがたいですよね。
だってこの中の一人でも欠けてしまったら、僕は定食を食べることができないし、400円で定食が食べられる世界というのは、いろんな人たちがもっと良い世界にしたい、もっと良い食材を届けたいっていう思いがあって、それが回り回って400円で僕は受け取ることができるんですよね。
当たり前のことなんですけど、ここをちょっと深掘りして、分解して、自分の中で感じ取ると、「めっちゃありがたいなぁ」「めっちゃ恵まれてるなぁ」っていう感じがするんですよね。
当たり前を有難いと思う例2
他には、例えば現代の僕達はお寿司が食べたいと思ったらスーパーに行けば買えますよね。
でも当たり前のように食べてるこのお寿司って、元々は海にいる魚ですよね。
その魚を漁師さんが朝早く起きて、漁に出て魚をとって、それから市場に流して、市場ではいろんな人たちが魚の質を吟味して、いい魚を仕入れようと努力して、そして運送業者さんが魚を運んで、そして加工してくれる人がいてやっと僕たちがこのお寿司を受け取れるんです。
けれど僕達はお寿司を1000円とかいった手頃な金額で買うことができます。
この世界はいろんな方達の努力があって、いろんな方たちがもっと良いものを届けたい、もっとおいしいものをもっと安く提供したいといった、いろんな思いがあって僕たちが気軽にお寿司を食べることができるんです。
当たり前のように思えるけど、冷静になって考えると「めちゃくちゃありがたいなぁ」って感謝できる出来事だと思うんです。
いろんな人たちが関わっていく中で、もっと安くもっとおいしいものを届けたいっていう気持ちがあって、その思いが叶って今僕たちはこういった手頃な金額でお寿司を食べることができるんですよね。
現代人は恵まれている
こんな感じで僕たちが生活している現代の社会は、すごく当たり前のように感じてるけど、ほしいものが気軽に買える世界、食べたいと思ったものが低価格で手に入れられる社会、そしてスマートフォンを使って誰かと連絡をしたいと思った時に、いつでも誰とでも連絡が取れる世界なんです。
これは、冷静に考えるとすごくありがたい世界なんですよね。
100年前の日本人が見たらびっくりしてめちゃくちゃ羨ましいと思うと思います。
例えば江戸時代からまだたった200年ぐらいしか経ってないのに、僕達は昔の人が想像もできないような恵まれた生活をしてるんです。
江戸時代の一番偉い人が羨むような生活を、僕たちは当たり前のようにしているのに、感謝するという視点だけを見失ってしまっているんです。
なので一つ一つの出来事を、深掘りして分解してみると、本当に感謝できる世界だという感覚になれます。
こんな考え方で僕は「ない」という不足感から「ある」という感謝の気持ちを持つことができるようになりました。
当たり前のように感じているこの世界を、少し違った視点から見ることで、感謝できる ような深掘りの仕方、感謝できるような分解をしてみると、今の世界がいかに恵まれているかに気がついて、感謝のきもちを持てるようになると思うので、ぜひ考えてみてください。
今あなたが、YouTubeで自分が興味がある動画を見れてるのも、10年前からしたら考えられない世界ですよね。
自分が興味あるコンテンツを提供してくれる人がいて、自分が興味がある動画だけ自分が選択してみることができて、自分の興味がある知識をどんどん深めていける。
これって本当にすごくいい世界だと思うんです。
自分には「何もない」と考えるのではなく、当たり前に感じてしまってる「ある」をもうちょっと深堀りして分解してみると、素直に感謝できたりします。
そして「有難い」と感じたら思い切り感謝しましょう。
ぜひ一度、俯瞰した視点になって感謝できる出来事を探してみてください。
最後まで読んでくれてありがとうございました。